治療全般についての考え方
このページでは、いろいろな「病名」について考察を加えて、具体的な「治療法」を紹介していこうと考えています。
もちろん、鍼灸マッサージについてです。
鍼灸師の皆さんはご存じですが、東洋医学、鍼灸の世界では、様々な治療法(流派)が存在します。
ある本には、「〇〇を刺せ」とツボを指定したり、また別の本では「〇〇は刺すな」と正反対のことが書いてあったりと、流派によって違うことを教えています。
30年ほど前、学生だった私は、途方にくれました。
いったい何が正しくて、何を信じて、治療すればいいのだろう? と。
そこで周りを見回しましたが、鍼灸の世界では、どうやら、「経絡」というものを大切にしているらしい…。
ツボとツボとをつなぐ一本のつながりで、「気」というものが流れ、人体の生命を維持しているらしい。
もちろん、「経絡なんて、嘘っぱちだ」と言っている流派もあることにはあるが、それは、ごく少数の意見だ。
鍼灸で飯を食っていくうえで、「どのヤマイと経絡が関係し、どの経絡が問題を起こしているのかをちゃんと観さだめて、正しく治療することができるのなら、人体を治癒に導ける」と考えた。
そこで経絡について正しく書かれている本を探すと、案外すぐに見つかった。
横田観風著、『経絡流注講義』である。
この本は、初学の私に多くのことを教えてくれた。
しかし、何十回も読み混むと、分からないところが出てきて、結局は大阪から千葉まで、教えを請いに行く羽目になった…。(笑)
この本には、正経12経について、その流注と病症、治療法が書かれている。
いろいろと病名について、考察を加えているが、この本の内容を超えることを、私は書いていない。
詳しくは、この本を読んでほしい。
むしろ、この本を曲解し、単純化し、シンプルに分かりやすく、エッセンス化したものと理解してもらえれば幸いです。