【 症例報告 】  

高槻市で25年、鍼灸院を営業して参りました。
様々な病気と向き合ってまいりました。
このページでは、鍼灸師向けに「症例報告」を載せています。
参考になれば、幸いです。

(以下、50音順)

足のむくみ(浮腫)、痛み。歩行困難。(→在宅治療)

  足のむくみと、なぞの腹の塊(かたまり)
  足の裏の痛み。(なぞ足の裏の痛み)
  足の裏の痛み。 (胆石症から来る足の裏の痛み)

悪性リウマチ。(→リウマチへ)
魚の目。(→皮膚の病へ)
うつ病。(→「心の病」)

腕のだるさ。(胸の痛み、腕のだるさが主訴の症例。心の病や不安神経症ではなく、更年期障害からの症状)

嚥下困難。食事がのどを通らない症状の患者さん。(→在宅治療)

風邪(ややこじれた風邪/陰病の風)。

花粉症(総論)
  症例① 花粉症のシーズンは過ぎていたが、鍼がよく効いた症例。アレルギータイプの花粉症
  症例② 呼吸器タイプの花粉症
  症例③ 複合タイプ/重症化タイプの花粉症

近視(子どもの近視について/総論)

下痢 下痢(寒性下痢)

肩関節の可動域制限(肩関節周囲炎、五十肩などを含む)
  肩関節の可動域制限(肩関節の可動域の制限が、急速に改善された症例)
  五十肩/肩関節周囲炎(喘息から来たもの)

股関節から大腿にかけての痛み。早期に歩行が改善された症例。(→在宅治療)

更年期障害(→婦人科疾患の治しかた参照。)
  胸の痛み、腕のだるさが主訴の症例

「心の病」からくるの不眠。(→不眠症)

在宅治療(→「訪問マッサージのご案内」のページ参照)。
  足のむくみ(浮腫)と痛みが改善され、歩行困難が楽になった症例。鍼灸治療。
  嚥下困難。食事がのどを通らない患者さんの症例
  股関節から大腿にかけての痛み。早期に歩行が改善された症例

循環器疾患。
  不整脈の症例。早期に不整脈が改善された症例
  不整脈の症例。胸の中が「寒」だった、心悸亢進と不整脈が主訴の症例

小児の諸病・小児はりの症例 
  症例① 夜泣きと夜眠るのが遅い症状が、徐々に改善していった症例
  症例② 夜間の咳症状が改善された症例
  症例③ 「かん虫」の症状が取れた症例
  症例④ アトピー性皮膚炎が急速に改善された症例
  症例⑤ 虚弱体質が改善され、元気になった症例
  症例⑥ 夜泣きの治療自体は上手くいきそうだったが、結局ダメだった症例
  症例⑦ かん虫の症状が、徐々に良くなった症例
  症例⑧ 夜泣きがピタッと止まった症例
  症例⑨ 食事過多がかん虫の原因だった症例
  症例⑩ たった1回の治療で、かん虫が治った症例

頭痛(総論)
  片頭痛が主訴だったが、けっきょくは生理関連の諸症状だった症例(片頭痛/生理痛)
  長年悩んでいた緊張型頭痛が、たった2回の治療で治った症例

生理痛、生理不順など(→婦人科疾患

鼠径(そけい)ヘルニア

「心の病」からくる諸症状(うつ病になってしまった時、または、なりそうな時に読むページ)

  【「心の病」】退社強要から生じたうつ病の症例。 
  【「心の病」】「ストレス」による首・肩のコリ、胃の痛み
  【「心の病」】胸の痛み、腕のだるさが主訴の症例。心の病や不安神経症ではなく、更年期障害からの症状
  【「心の病」】心労からくる腰痛・背部の痛み
  【「心の病」】強烈な孤独感を主訴とする症例(「3往復メール」で心が救われた症例)

脱腸。(→鼠径ヘルニア) 

胆石症(胆石症の痛みが急速に引いた症例)

なぞの病(やまい)シリーズ
  なぞの腰の痛み
  なぞの胸の痛み
  なぞの膝の痛み
  なぞの足の裏の痛み

ひざの痛み・総論(変形性膝関節症等)
  膝の痛み(水を抜くほどたまっていない患者さんの症例)
  膝の痛み(お灸がよく効いた患者さんの症例)
  膝の痛み(足を引きずるようにして来院した患者さんの症例)
  膝の痛み(かなり重度の患者さんの症例)
  膝の痛み(左ひざの痛み。横腹のきついスジバリとひざの痛みが連動している症例)

皮膚の病。
  魚の目
  乾癬性紅皮症。
  アトピー性皮膚炎(準備中)。

浮腫。(→在宅治療)
不整脈。(→循環器疾患)

婦人科疾患の治しかた
  片頭痛が主訴だったが、けっきょくは生理関連の諸症状だった症例(生理の関連痛)


不眠症(総論) 


便秘 便秘(熱性便秘)

膀胱炎
          

ま 慢性関節リウマチ。(→リウマチ総論)。

むちうち症(デスクワークと心下のつかえが吐き気に影響したむちうち症の症例)。
むちうち症(たった1回の鍼治療で完治した症例)

胸の痛み、腕のだるさが主訴の症例。心の病や不安神経症ではなく、更年期障害からの症状
胸の痛み(十二指腸潰瘍から続発した肋軟骨炎の症例)
   

めまい(メニエル様のめまい)その1。
めまい(メニエル様のめまい)その2。

瞑眩 めんげん、その1
 


や 腰痛 
 腰痛。(灸のみで治った症例)
 腰痛。(急性腰痛を「治してしまった」症例)
 腰痛。(比較的早期に治った慢性腰痛の症例)
 腰痛。(水の飲み過ぎによって起こった腰痛の症例)
 腰痛。(大腿のだるさ)
 腰痛。(出産後の「虚」と「寒」からくる腰痛)
  

ら リウマチ(総論)。
  リウマチと診断されない、リウマチ患者。
  リウマチ様の痛みが、自宅灸により半年で消症した症例。
 



鍼灸適応・四十一疾患について。



WHO(世界保健機関)で定められている鍼の「適応症」というものがあります。
41個ありますので、「鍼灸適応・四十一疾患」などと呼ばれます。まずはその、41の疾患をあげてみます。以下のとおりです。

「頭痛、偏頭痛、三叉神経痛、顔面神経麻痺、メニエル氏病、白内障、急性結膜炎、近視、中心性網膜炎、急性上気道炎、急性鼻炎、感冒、急性扁桃炎、歯痛抜歯後疼痛、歯肉炎、急性咽頭炎、急性気管支炎、気管支喘息、食道・噴門痙攣、しゃっくり、急性・慢性胃炎、胃酸過多症、胃下垂、麻痺性イレウス、慢性十二指腸潰瘍、急性十二指腸潰瘍、急性・慢性腸炎、便秘、下痢、急性細菌性下痢、打撲による麻痺、末梢神経系疾患、多発性筋炎、神経性膀胱障害、肋間神経痛、頚腕症候群、坐骨神経痛、腰痛、関節炎、夜尿症」

 もちろん鍼灸の適応症は、これだけではありません。以下に、「四十一疾患」以外の主な適応症をあげてみましょう。

循環器系では、本態性高血圧症、本態性低血圧症、神経性狭心症、不整脈。
呼吸器系では、気管支喘息、過呼吸症候群、神経性咳嗽。
内分泌代謝系では、肥満症、糖尿病、甲状腺機能亢進症。
消化器系では、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、過敏性大腸症候群、神経性嘔吐症、腹部膨満、食欲不振、痔疾。
神経系では、自律神経失調症。不安。恐怖。心身症の諸症状。
泌尿器系では、過敏性膀胱。頻尿。尿漏れ。
骨・筋肉系では、慢性関節リウマチ。筋肉痛。書痙、痙性斜頚。頚腕症候群、膝痛。チック、脊椎過敏症。
皮膚系では、神経性皮膚炎、皮膚掻痒症、湿疹、円形脱毛症、多汗症、慢性蕁麻疹。
耳鼻咽喉科系では、メニエル症候群、咽喉頭部異物感症、難聴、耳鳴り、乗り物酔い、嗄声、失声、吃音。
眼科系では、発性緑内障、老人性白内障、眼精疲労、眼瞼痙攣。目の奥の灼熱感。
性器系では、インポテンツ、不感症。不妊症(男性由来)。
産科・婦人科系では、月経痛、排卵痛、無月経、不妊症、更年期障害。
小児科系では、アトピー、喘息。小児疳の虫、夜驚症、腺病質、小児消化不良症。
その他。臀部・腰部・手足の冷え、肩凝り、のぼせ、不眠等の不定愁訴。

などなど、鍼の適応症は本当に多いですね。「肩こりや腰痛」だけが得意分野ではないということが、ご理解いただければ幸いです。











消化管疾患
  顎関節症の治しかた
  う歯(虫歯)の治しかた

肝臓・胆のう・すい臓疾患
  脂肪肝の治しかた



  うつ病の治しかた